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WordPressの「更新してください」、押す前に誰へ何を確認すればいい?

更新通知が出たけれど、サイトが動かなくなるのが心配。通知の内容、作業する人、戻す準備、更新後の確認を整理し、担当者に相談するためのメモを紹介します。

机に広げたノートと紙片を表した説明用イラスト
確認事項をメモに整理するための説明用イラストです。WordPressの実際の管理画面や、お客様の更新事例ではありません。

WordPressの管理画面に「更新してください」と出ている。でも、前に触った人はもう社内にいない。押した後に画面が崩れたり、問い合わせを受け付けられなくなったりしたら困る。そんなときは、更新する人だけでなく、更新後を確かめる人と、困ったときに戻す人まで決めてから進めると、相談を具体的にできます。

WordPress公式は最新のバージョンへの更新を勧め、作業前のバックアップも案内しています。公式の更新手順を踏まえ、この記事では操作方法よりも、担当者へ確認したいことを整理します。更新をずっと放置するための説明ではありません。

特定のサイトを調査・更新した記録ではなく、公開資料を基にした準備メモです。本文中の相談例も架空です。

通知の文を、そのままメモする

最初に残したいのは、「何の更新か」と「いつ気づいたか」です。WordPress本体の案内なのか、追加機能や見た目に関する案内なのか、分かる範囲で通知の名称と表示されたバージョンを控えます。分からなければ、通知の文面をそのまま伝えて構いません。

「何となく古そう」より、「この名前の更新案内が出ています」と伝わる方が、担当者は調べる対象を絞れます。画面写真を使う場合は、通知と関係のない氏名・メールアドレス・注文情報などを隠します。パスワードや認証コードを送る必要はありません。

セキュリティに関する案内で急ぎの判断が必要そうなら、通知を見たまま担当者へ共有します。「次の暇なときまで」と放置せず、まず確認してもらう時期を相談しましょう。

「バックアップはある」から、一歩だけ具体的に

確認したいのは、バックアップという名前の機能があるかどうかだけではありません。いつの状態を、何を使って、誰が戻せるかです。

WordPress公式のバックアップ資料では、一般的なサイトを完全に復元するには、ファイルとデータベースの両方が必要と説明されています。ファイルとデータベースでは、保存される情報の種類が違います。公式のバックアップ資料が、この違いを整理しています。

非ITの担当者が、その場でデータを取り出したり、本番サイトへ復元を試したりする必要はありません。管理担当や保守会社へ、次の点を確認してもらいます。

  • 更新前の状態を残せるか。保存した日時と、含まれる範囲は何か。
  • 戻す作業を頼む相手は誰か。その相手が対応できる時間はいつか。
  • 別の確認用環境で、復元できることを確かめているか。未確認なら、その状態であること。

予約や注文が入るサイトでは、保存した後にも新しい情報が増えます。「サイトを戻す」ときに、どこまでの情報を戻すのかも担当者と確認します。古い状態を戻す作業と、新しい受付情報を残す作業を、一つの話として曖昧にしないためです。

更新する人と、業務を確かめる人を分けておく

技術担当が更新作業を終えても、いつもの担当者でないと気づきにくい不便はあります。そこで、更新前に「どこを見るか」を決めます。

決めたいこと 依頼時の確認例
作業する人 今回、どの更新をどこまで担当しますか
更新後を見る人 営業時間、写真、スマホのメニューなど、普段使う画面は誰が見ますか
困ったときの連絡先 途中で表示がおかしくなったら、誰へ連絡しますか
対応できる時間 作業する人と確認する人が、どちらも対応できるのはいつですか

見る画面は、トップページだけでなく、お客様がよく見る案内や、スマホのメニューなどから少数選びます。更新前の見え方を残しておくと、変わった場所を説明しやすくなります。

フォームは、画面が表示されることと、受付まで動くことを分けて考えます。ただし、確認のために無断で問い合わせを連続送信する必要はありません。実送信・予約・決済を伴う確認は、担当者と対象や方法を決めてから行います。

このメモなら、分からないところを残したまま相談できる

次は、相談の書き方を示す架空例です。「未確認」を埋めるために、見覚えのない設定を触らなくて大丈夫です。

サイトの管理画面に更新案内が出ています。通知の名前は控えましたが、最後に更新した時期は分かりません。現在、公開画面は表示されています。バックアップの範囲と、戻す担当者は未確認です。更新する前に必要な準備と、作業後に見る画面を相談したいです。日中は問い合わせがあるため、確認できる時間も一緒に決めたいです。

「更新だけお願いします」で終えるより、分からないことと業務上の事情を一緒に渡すと、依頼する範囲を話し合えます。通知を消すことだけを完了にせず、どこまで確かめたら今回の作業を終えるかも合意しておきましょう。

最初の相談は、URLと通知の内容から

WordPressの詳しい構成や、使っているPHPのバージョンまで把握していなくても構いません。分かる情報と、まだ確認できていない情報を分けるところから始められます。

一般的な更新・注意情報は、WordPress・PHPの確認ページにもまとめています。作業を誰に頼めばよいか分からない場合は、ITPRODX.comの相談フォームへ、サイトのURLと困っていることを分かる範囲でお知らせください。調査や作業の範囲は、内容を確認してから相談します。

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